例年、ゴールデンウィーク直前に開通する道路があるのを知っていますか?
北海道東部、世界自然遺産がある「知床」を横断する国道334号「知床横断道路」は、地元の人たちも開通を待ちわびるとても美しい道路です。
ゴールデンウィークは北海道の絶景ドライブで、息抜きしてみるのはどうでしょう?
今回は、世界自然遺産の絶景が広がる、知床横断道路の最頂点「知床峠」をご紹介します。
移動はレンタカーがおすすめ
道外から飛行機で知床に行く場合は、女満別空港が最寄りです。
女満別空港から知床峠までは約100km。
バスを乗り継いでの移動も可能ですが、時間やバスの本数などを考えるとあまりおすすめはしません。
蜜を避け、自由に動き回りたい方には、やはりレンタカーが便利。
世界自然遺産に登録された知床国立公園内の広大な自然を、自分のペースでじっくり満喫できるのが良いですね。
また、オホーツク海に沈む夕日は息を呑むほど美しく、車であれば好きな時に車を停めて写真を撮ることができます。
レンタカーを借りるなら、女満別空港や網走エリアが知床までのアクセスも良くておすすめです。
ゴールデンウィークなどの繁忙期はかなり混み合うので、早めに予約しましょう。
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日本一開通期間が短い国道
国道334号「知床横断道路」は、斜里町と羅臼町という2つの町をつなぐ道路として、昭和55年に開通しました。
その中間地点にある「知床峠」への道は、冬季は雪崩などの危険があり、除雪がされず通行止めとなります。
通行可能な期間は、雪の状況によっても変わりますが、例年だと4月の下旬から11月上旬ごろまで。そのため、知床横断道路は「日本一開通期間が短い国道」と呼ばれているのです。
開通後も、夜間は通行止めなど開通時間の規制が続き、雪が降ったり道路が凍結したりする場合は通行止めになってしまいます。
段階を踏んで規制がなくなっていき、5月中旬ごろから終日通行が可能になります。
通行する際は、事前に交通情報を確認しましょう!
知床横断道路の開通は、知床の春の始まりを感じさせる一大イベントとなっています。
斜里・羅臼間の移動がしやすくなるため、毎年地元の人たちも開通を心待ちにしているんです。
開通初日、ゲートの前には開通を待つ長い車の列ができるほど!知床横断道路は、それほど特別な道路なのです。
絶景だらけの知床峠
知床横断道路の峠道をクネクネと進んで行くと、だんだんと木々の背丈も低くなり視界が開けてきます。
雪が残る雄大な森と山、そしてオホーツク海が奥に見え「これぞ北海道!」と感じさせられる絶景ロードとなっていきますよ!
知床横断道路の頂上「知床峠」は、知床連山の尾根筋にあたる標高738mに位置する峠です。
大パノラマの眺望が素晴らしいビュースポットとなっています。
峠には、乗用車が66台停められる駐車場とトイレがあります。
車を停めて、広大なミズナラやトドマツなどの原生林と、オホーツク海が一望できる展望スペースに立ち寄りましょう!
天気が良ければオホーツク海のはるか遠くにある、北方領土国後島まで見渡すことができます。
真横には日本百名山のひとつである、標高1,661mの「羅臼岳」がそびえ立ち、圧倒的な存在感を放っています。
近いようでものすごく遠い羅臼岳の頂上を見ていると、自然の壮大さが感じられ、何だか力強いパワーがもらえるような気がします。
世界自然遺産、知床国立公園の森と山と海の贅沢な絶景を、ぜひ味わってほしい!
知床峠は標高も平地より高く、春とはいえゴールデンウィークごろはまだまだ寒いです。
薄手のダウンを持っていくなど、防寒対策は忘れずにしていきましょう。
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まとめ
今回は、知床国立公園の雄大な自然が広がる「知床峠」をご紹介しました。
コロナ禍でおうちで過ごす時間が多いですが、たまに外に出て北海道の大自然の中で思いっきりリラックスするのも良いのではないでしょうか。
知床横断道路の開通は知床に春を告げ、その後もますます美しい自然が楽しめるシーズンとなっていきます。
混み合ってくる前に、雪が残る春の知床峠の絶景を味わいに、知床に来てみてはいかがですか?
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